アンチウィルスソフトに偽装した不正アプリ「安心ウィルススキャン」をAndroidスマートフォンにインストールさせて個人情報を収集し、出会い系サイトの広告メールを送信したとして、IT関連会社「コーエイプランニング」の社長らが逮捕されたそうです(毎日jp、ITmediaニュース)。
安心ウィルススキャンはスマートフォンの電話帳データをぬきだし外部サーバーに送信するタイプのマルウェアのため、実際に被害にあった81万人を大幅に上回る個人情報の流出が発生したようです。いくら自分が防御していても、知人の電話帳経由で芋づる式に流出すると防ぎきれないところが恐ろしいですね。
ソフトをインストールさせる手口は、Google Playに偽装した偽ダウンロードページを使うという巧妙なもの。検索すると2012年9月27日付で注意を喚起する記事が見つかりました。
他にも同種のソフトがあるようですので、ご注意を。