広告無しのソーシャルサービスを運営するためのクラウドプラットフォーム「App.net」が2017年3月14日をもって終了することが発表されました(公式ブログ)。現在、App.netのソースコードはGitHubで公開されていて、終了までの期間中ユーザーは自分のデータをエクスポートすることができます。
2014年5月以降、App.netは資金を保全するために、自動運転モードに突入していましたが、その後も状況は好転せず、今回の決断に至った模様です。
もともとApp.netは、Twitterによるサードパーティ開発者への締め付けが問題視されたころ、開発者が自由にアプリを開発できるプラットフォームとして立ち上げられました。
当初はTweetbotのApp.net版である"Netbot"が公開されるなど話題になりましたが、サービスの使用者側が料金を支払うというビジネスモデルのせいで、十分な数のユーザーが集まらず、資金面で苦境に立たされていました。