膨大な数のアプリが日々リリースされ続けているAppleのApp Store。全てのアプリはAppleの審査を経た後に公開されていますが、それでもスパムアプリやクローンアプリ等の低品質アプリは後をたたず、Appleはガイドラインに準拠していないアプリを削除すべく継続的なクリーニング作業を実行しています。
そのようなな、今年はレビューガイドラインの4.2.6項に従い、多くのアプリが削除されている可能性があることがわかりました(TechCrunch、AppleInsider)。
4.2.6は以下の通りです:
4.2.6 Apps created from a commercialized template or app generation service will be rejected.
4.2.6 商用テンプレートやアプリ生成サービスによって作られたアプリはリジェクトされる。
Appleのガイドラインでは当初から「クローン禁止」が明示されてきました。
今回の規則は、それにもかかわらず、テンプレートやアプリ生成サービスを利用して、手軽にクローンアプリやスパムアプリが作成可能で、レビューを通過してしまう状況を抑制するものだと思われます。
ただし実際にどの程度厳しい審査が行われるのか具体的には不明で、これまで通りアプリごとに審査基準が異なるということが発生する可能性もありそうです。