Apple、iOS 18.1とiPadOS 18.1の正式版をリリース - Apple Intelligenceが米国で利用可能に

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Appleは本日、iOSの最新版「iOS 18.1」とiPadOSの最新版「iPadOS 18.1」の正式版をそれぞれリリースしました(MacRumors)。

iOSとiPadOSの最新版は、MacのFinderやWindowsのiTunes、あるいはiPhone/iPadのソフトウェアアップデート機能を利用してインストールすることができます(設定 > 一般 > ソフトウェアアップデートより)。

iOS 18.1とiPadOS 18.1ではAppleのAI機能、Apple Intelligenceが米国で導入され、以下のような機能が利用可能となります。

  • AI通知要約
  • 文章を校正し、書き直すライティングツール
  • より賢くなったSiri
  • 写真アプリのクリーンアップ
  • Safariのウェブページ要約
  • メモリームービー作成
  • その他

Appleの発表によると、Apple Intelligenceは日本では2025年4月に利用可能となる予定です。

iOS 18.1ではその他、カメラ関連の機能の改良や、通話録音機能の強化、AirPods Pro 2向けのヒアリングチェック機能の導入などが行われています。

リリースノートは以下の通りです。

電話
* 通話録音により、通話が録音中であるということがアナウンスされ、リアルタイムで電話またはFaceTimeオーディオ通話を録音できます

カメラ
* カメラコントロールで素早く前面のTrue Depthカメラに切り替えることができます(iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max)
* 新しい“空間”カメラモードで、空間写真を空間ビデオの撮影と共に撮影できます(iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max)

AirPods
* ヒアリングチェックを使用すると、科学的に検証されたヒアリングチェックの結果が自宅にいながら得ることができます(18歳以上のユーザが対象)
* ヒアリング補助機能では、周囲の音とミュージック、ムービー、および通話に自動的に適用される、パーソナライズされた臨床レベルの補助が提供されます(18歳以上の軽度から中等度難聴のユーザが対象)
* これらの機能には、ファームウェアバージョン7B19以降が適用されたAirPods Pro 2が必要です。一部の機能は国や地域によっては利用できないことがあります。詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://apple.com/jp/airpods-pro/feature-availability/

このアップデートには、以下の機能改善とバグ修正も含まれます:
* コントロールセンターに、コネクティビティコントロールを個別に追加したり、構成をリセットしたりするための新しいオプションを追加しました
* RCSビジネスメッセージで、RCSで店舗や企業とチャットできます(通信事業者が対応している必要があります)
* ポッドキャストで未再生のエピソードが再生済みとしてマークされる問題を修正しました
* デバイスが発熱しているときに4K 60で収録されたビデオについて、“写真”でのビデオ再生のスクラブ中に動きがぎこちなくなることがある問題を修正しました
* バックアップから復元したり別のiPhoneから直接転送したりしたあとに、車のデジタルキーでパッシブエントリーを使用して車を解錠したりエンジンを始動したりできないことがある問題を修正しました
* iPhone 16またはiPhone 16 Proのモデルで予期せず再起動されることがある問題を修正しました

アップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトで確認できます(記事執筆時は英語版のみ掲載。日本語版は後日追加される予定です)。

日本語版 https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
英語版 https://support.apple.com/en-us/HT201222
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