AppleはmacOSのベータ版をApple Developer Programや、Apple Beta Software Program参加者に対して公開しており、希望するユーザーは新OSの機能をいち早く試すことが可能となっています。
ベータ版は安定版と比較するといくつかの新機能が追加されていますが、あくまで開発中のソフトウェアであるため安定性に欠けることは確かで、一度ベータ版のアップデートを受信しようと決めたあとでも、通常の状態に戻したいと思うこともあるかもしれません。
今回はベータ版のアップデートを受け取っているmacOS Mojave環境で、ベータ版の受信を停止し通常の状態に戻す方法を説明します。
目次
macOS Mojaveではソフトウェア・アップデートから停止
パブリックベータ版の受信停止の方法は公式ドキュメントでも詳しく説明されていますが、開発者向けベータも同様手順で停止することができます。手順は以下の通りです。
「システム環境設定」で「ソフトウェアアップデート」を選択します。
▲画面左側に表示されている「詳細」リンクをクリックします。
▲アップデート設定を復元するかどうかを問い合わせるダイアログが表示されます。「デフォルトに戻す」を選択するとベータ版の受信が停止されます。
▲その後ソフトウェアアップデートを確認すると、ベータ版の更新が表示されない状態(通常の状態)になっている事が確認できます。
まとめ
macOS Mojaveでベータ版の受信を停止するには、システム環境設定のソフトウェアアップデートを利用します。すでにベータ版OSにアップデートしてしまった場合、以前にリリースされたバージョンのmacOSに復元するにはTime Machine バックアップなどを利用する必要がありますが、次の最新安定版のリリースを待ち、安定版に更新することもできます。