AppleがiPhone 15用のレザーケースを廃止するという噂が流れているなか、Apple Watchのレザーバンドが間もなく廃止されるかもしれないという情報も流れていることがわかりました(MacRumors)。
事情通のBloombergのMark Gurman氏は、「Apple Watch用のバンドもレザーから移行する」と見ており、Appleと高級ブランドのエルメスのパートナーシップの将来性も疑問視されています。
Gurman氏によると、Appleは先月、従業員に対してApple Watchのエルメスのレザーアクセサリーやレザーリンクバンドを大幅な割引価格で提供し始めたとのこと。例えば小売価格850ドルのApple Hermèsバンドが85ドルで従業員向けに販売されており、社内販売は、多くのエルメスのバンドが公式サイトでは在庫切れとなっているにもかかわらず、続けられているそうです。
Appleはレザーの代わりに、「FineWoven」と呼ばれるファブリックベースの素材で作成したケースを提供すると噂されており、この噂が本当ならばiPhone 15用ケースはシリコンケースと、FineWovenケースが販売されることになります。
Appleのレザーからのシフトは持続可能な社会を目指す同社の姿勢をアピールするためのもので、9月12日のベントでも大きく取り上げられると予想されています。
なお、このAppleの姿勢に対し、MacRumorsのコメント欄では、「皮革は食肉産業の副産物(廃棄物)を再利用して作られていて、持続可能で長持ちする素材」で、「合成繊維がより持続可能で環境に良いとは言えない」との批判が行われています。