Apple関連の正確なリーク情報でおなじみのBloombergのMark Gurman氏は先日、2018年の秋にプロ向けの新型Mac miniが発売されると伝え大きな注目を集めました。
このニュースはMac miniファンにとって良い面と悪い面が含まれているかもしれません。
2014年以来更新されなかったMac miniがついに更新されるということは、新型Mac miniを待ち続けていたユーザーにとって喜ばしいことである反面、「プロ向け」として、パワフルなストレージやプロセッサのオプションが提供され、これまでよりも高価になる可能性があると伝えられている点に不安を感じているユーザーも多いからです。
今回海外メディア9to5Macは「Comment: Apple will be making a mistake if it no longer offers a low-cost Mac mini」と題した記事を公開し、Appleが低価格のMac miniを提供しないならば間違いをおかすことになるだろうと指摘しています。
例えばMac miniは現状でそれほど性能を必要としないホームサーバーとして使用されることがあり、セカンダリマシンとして使われる事が多いホームサーバーでは安価であることが重要だという理由ですもし高価なMac miniがホームサーバーに適さず、WindowsやLinuxで十分だと分かった場合、それらのユーザーは戻ってこないと考えられるからです。
またiOS開発者はWindows PCと共にMac miniを使用しているユーザーも多く、予算が十分にとれないためコストが重要視されるとしています。さらに純粋にMacに興味を持ち、どのような使用感であるかを試してみたい好奇心の強いユーザーの需要を満たすこともできなくなると説明しています。
同時に行われている「500ドルのMac miniを提供し続けることが重要か」というアンケートでは、Mac miniが安価に提供されることが「重要だ」と思っているユーザーが過半数を占めていることがわかります。高価なオプションが選択できるとしても基本モデルはこれまで通り、安価な価格で発売してほしいところですがはたして…。