LinkedInのプロフィールから、ARMでリードCPUアーキテクトを務めたMike Filippo氏が2019年5月にAppleに入社していたことが分かりました(MacRumors)。
Filippo氏はARMに2009年から2019年の10年間在籍し、Cortex-A76、Cortex-A72、Cortex-A57などARMプロセッサの開発を主導しています。またそれ以前にも2004年から2009年はIntelで、1996年から2004年はAMDでチップの設計に関わっています。
AppleがiPhoneやiPadで採用している「A」シリーズのプロセッサはARMベースで、現在Intelプロッサを採用しているMacに関してもARMベースのモデルが登場するのではないかと噂されています。
BloombergはARMがFilippo氏の離職を認めるコメントを発表したと伝え、Filippo氏の経験がARMベースのMac開発をアシストすることになるだろうと指摘しています。