AppleのAR/VRヘッドセット向けOSは「realityOS」に?ソースコードに言及が見つかる

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Apple ar headset concept 2

Appleが開発中のAR/VRヘッドセットに搭載されるとされるOS、「realityOS」に関する言及が、App StoreアップロードログとAppleオープンソースコードの中で発見されたことが分かりました(MacRumors)。

AppleのAR/VRヘッドセットは、これまで「rOS」と呼ばれる新しいオペレーティングシステムを搭載すると予想されていましたが、これが「realityOS」の略称だった模様。内部的には「Oak」というコードネームで呼ばれているようです。

GitHubのソースコードの中に「realityOS」という文字列が見つかったというツイートが注目を集めています。

ソースコードを確認するとプラットフォームの判定部分で「Platform::realityOS」が使用されていることが分かります。

#if TARGET_FEATURE_REALITYOS
    // allow iOS executables to use realityOS dylibs
    if ( (processPlatform == Platform::iOS) && this->builtForPlatform(Platform::realityOS, true) )
        return true;

    // allow iOS_Sim executables to use realityOS_Sim dylibs
    if ( (processPlatform == Platform::iOS_simulator) && this->builtForPlatform(Platform::realityOS_simulator, true) )
        return true;
#endif

著名開発者のSteve Troughton-Smith氏によると、このソースコードから、少なくとも、1)独自のOSとバイナリが存在する事、2)realityOSシミュレータが存在する事が確認できたとのこと。

AppleのAR/VRヘッドセットは、当初2022年のおそらくWWDCで発表するとみこまれていましたが、開発上の問題が残っており、2023年まで遅れる可能性があるそうです。

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