Appleより「Apple Remote Desktop 3.6.1」がリリースされています。
3.6.1の変更内容は「全体的な信頼性およびパフォーマンスが向上します」というあたりさわりのないもの。
ところでApple Remote Desktopって一体なによ?って思いませんでしたか。LionやMountain Lionなどには標準で他のMacの画面を共有する事ができる「画面共有の機能」が搭載されています。あえて Apple Remote Desktop を使うメリットがわかりませんよね。
そう思って調べてみたら「画面共有に関するApple Remote Desktop利用のメリット」というフォーラムでのやりとりが参考になりました。
クライアント側のScreenSharing.appとARD Clientアプリケーションの数値の上での性能差は分かりませんが、私が体感した限りでは、画面共有そのものに関して速度差は全く感じません(一度に共有する台数が極端に多い場合にはARDの速度的なメリットはあるかもしれませんが)。
結論として、ARDは標準の画面共有以上の操作やリモート管理を必要とする時以外のメリットはあまりないと思います。
つまり画面共有に機能そのものに差はなく、ARD=Apple Remote Desktopには管理系の機能がプラスアルファされているのが売りのようです。元に戻り、Apple Remote Desktopの説明を読んで納得。紹介をよんでみると以下の管理系機能が使えるんですね。
- ソフトウェアの配布。
- 資産管理とレポート作成。
- リモート管理。
- リモートアシスタンス。
- 自動化。
企業などで複数のMacをまとめて管理している場合などに便利に使えるのかなと思いました(値段も結構高いし)。
Apple Remote Desktop
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥6,900