App Storeでバイブコーディングの取り締まりが強化。Appleが「Anything」を突然削除

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Appleが、AIを使ってアプリを生成する「バイブコーディング」系アプリへの取り締まりを強めています。3月下旬、AIアプリ構築ツール「Anything」がApp Storeから削除され、開発元のDhruv Amin氏にはApp Store審査ガイドライン2.5.2に違反していると通知されたとのことです。

ガイドライン2.5.2の内容は以下の通りです。

Apps should be self-contained in their bundles, and may not read or write data outside the designated container area, nor may they download, install, or execute code which introduces or changes features or functionality of the app, including other apps. Educational apps designed to teach, develop, or allow students to test executable code may, in limited circumstances, download code provided that such code is not used for other purposes. Such apps must make the source code provided by the app completely viewable and editable by the user.

アプリはそのバンドル内で完結している必要があり、指定されたコンテナ領域の外にあるデータを読み書きしてはいけません。また、アプリの機能や特徴を導入・変更するようなコードをダウンロード、インストール、実行することも禁止されています(他のアプリに対しても同様)。教育目的のアプリで、実行可能なコードを教えたり、開発したり、テストしたりするものについては、限定的な条件下でコードのダウンロードが認められます。ただし、そのコードが他の用途に使われてはならず、アプリが提供するソースコードはユーザーが完全に閲覧・編集できる状態でなければなりません。

バイブコーディングは、自然言語で指示するだけでアプリやウェブツールを生成できる仕組みの総称です。プログラミング経験がなくてもアプリを作れることから注目を集め、iPhone上でユーザーがアプリを作成・プレビューできるAnythingもその代表的な存在でした。

AppleはMacRumorsへのコメントの中で、バイブコーディング自体を禁止しているわけではないと説明したそうですが、Anythingが外部コードを読み書き・実行することを禁じるガイドライン2.5.2に抵触したと判断した模様です。

Anythingはすでに数千のアプリで利用されていたそうで、急成長中のサービスにとって、今回の削除は大きな打撃となりそうです。なお、Anythingだけでなく、VibecodeやReplitなど、同様の仕組みを持つアプリもアップデート拒否や制限を受けており、Appleがバイブコーディングアプリ全体に対して、より厳格な運用を始めたことがうかがえます。

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