AppleのApp Storeアプリの審査時間が最近、従来の数日から24時間程度にまで短縮されていることが分かりました(bloomberg、Cult of Mac)。iPhoneの売り上げ低下が指摘されているなか、アプリの審査時間を短縮する努力は、これまで審査時間の長さに悩まされてきた開発者を引きつける新たな魅力になると考えられています。
ユーザーの登録したデータを解析しているAppReviewTimes.comによると、アプリの審査時間は一年前は平均8.8日ほどかかっていましたが、12月には5日ほどに短縮され、過去2週間では1.95日までスピードアップしているようです。最近はさらに高速化され、20時間で受理された開発者の例も報告されています。
昨年12月にApp Storeの責任者となったPhil Schiller氏は、iAd開発チーム100人をApp Store検索の改善のために移動するなど、App Storeの改良に努めています。今回の審査速度の高速化もApp Store改善活動の一環のもと行われた可能性もありそうです。