BloombergのMark Gurman氏は29日(現地時間)、Appleが独自のコプロセッサを搭載した3種類のMacを開発中であると伝えています(9to5Mac)。
報道では具体的なMacのモデル名は触れられていませんが、少なくとも3つのラップトップと新しいデスクトップを含む、3つの新しいモデルの開発が行われているとのことです。
開発が行われているデスクトップモデルの可能性としては、Appleの幹部が約束したモジュラーな「Mac Pro」や、待望の新型「Mac mini」(T2チップを搭載したMac miniの新モデルが2018年に発売されるとの噂あり)のほか、単にiMacの更新などが考えられます。
AppleはiMac ProにT2チップを、MacBook ProにT1チップをすでに搭載しています。これらのチップはMacBook ProではTouch BarやTouch IDの制御を、iMac ProではセキュアブートによるOSの保護、ディスクコントローラーの役割、FaceTimeカメラのイメージシグナルプロセッサーなど各種補助機能を動作させるための役割を担っています。今後この流れが強まり最終的に独自のCPUの開発につながれるとも予想されています。
今回の報道が、定期的に更新されているiMacではなく、Mac ProやMac miniの新機種を示唆しているのかどうか注目を集めそうです。