おなじみのKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏がApple Watchに関する新たな予想を発表し注目を集めています(MacRumors、AppleInsider)。
Kuo氏はまず2016年に出荷されるApple Watchの出荷台数を、2015年の出荷台数1050万台を25%下回る750万台ぐらいであろうと見積もっています。出荷減少の理由としてApple WatchがiPhoneに依存していること、キラーアプリの不在、バッテリー持続時間の短さなどいくつかの理由があげられています。
また今年発売される「Apple Watch 2」に関しては、第三四半期に生産が始まり現行のApple Watchのマイナーチェンジモデルになると想定しています。Apple WatchもiPhone同様のアップグレードサイクルを採用して2017年にフルモデルチェンジとなり、Apple Watchが今年マイナーチェンジにとどまることがApple Watch売り上げ減少の大きな原因となると考えているようです。
今回のKuo氏の予想は、Brian White氏によるApple Watch 2が40%薄型化されるという情報とは大きく異なるものです。過去の実績からするとMing-Chi Kuo氏の説が信頼できそうですが、はたして今回もそうなのでしょうか。今後の情報に注目が集まりそうです。