おなじみの修理業者iFixitが、先日発売開始となったAppleの最新型スマートウォッチApple Watch Series 4の分解レポートを公開しました(MacRumors)。
分解対象となったのは携帯通信機能を搭載したApple Watch Series 4の44mmモデルで、接着剤が多用されていたSeries 3と比較すると内部構造が洗練されているとのことです。
Series 4の筐体内部は、前モデルと同様にバッテリーとTaptic Engineがほとんどのスペースを占めているそうですが、以下のような特徴があるとされています。
- 291.8 mAhバッテリー。Series 3の42mmモデルの279 mAhと比較すると4%の増加。
- 薄く長くなったTaptic Engine
- 気圧センサーの位置の変更
- Apple S4チップはネジ留めされている
- ゴールデンリングはアンテナの可能性
- リアケースのとりはずしが簡単に
- ディスプレイは大きくなっただけではなく薄くなった
修理容易性を示すRepairability Scoreは6で(10が最も簡単)、バンドの取り替えの用意さや、ディスプレイやディスプレイが交換可能なことが高く評価されていますが、S4チップ関連の修理が難しいことがマイナスポイントとなっています。