海外サッカーを観戦していると体中にタトゥーを入れた選手が多いことに驚かされます。日本とことなり、海外ではタトゥーをするのは特別なこととはみなされていないのかもしれません。
そんな手首に入れたタトゥーを入れたApple Watchユーザーが、「手首検出機能」がうまく働かない事例を報告しているようです(Reddit、Cult of Mac、iMore、The Verge)。
写真のユーザーguinne55fan氏はRedditにて、Apple Watchが間違いなく皮膚に接触している状態であるのにもかかわらず、たびたび画面が暗くなりパスワードの入力を求められること(ロックがかかっている)や、通知を受けることができないことなどを報告しています。
同氏は原因が手首の黒色のタトゥーにあり、手首検出機能がうまく働いていないのではないかと推測していて、これに同意するコメントもみられます。
黒系タトゥーがまずい?
Dark, solid colors seem to give the sensor the most trouble — our tests on solid black and red initially produced heart rate misreadings of up to 196 BPM before failing to read skin contact entirely.
iMoreでは実際に実験を行い、黒や赤の均一のタトゥーでは誤認識が起きやすく、明るめのタトゥーでは、デザインにもよるが、それほど問題が発生しなかったと指摘。
Appleサポート情報で、Apple Watchは「緑色 LED ライトと感光性フォトダイオードを組み合わせて、手首を流れる血液の量を検出」しているとあり、このしくみがタトゥーのせいでうまく機能していないことが予想されます。
この問題は、Apple Watchだけではなく、Fitbit Charge HR やMicrosoft Bandにも存在し、手首にタトゥーを入れている方は購入前に実際にApple StoreでApple Watchを手首に装着してみて、上手く動くかどうか確認したほうがよさそうです。