米国ニューヨークのThe Browser Companyが3年ほど前から開発を進めてきた次世代Webブラウザ「Arc」のパブリックベータ版が公開されました。現在公式サイトからmacOS版が無料でダウンロード可能です(Windows版も開発中とのこと)。
ArcはChromiumベースのWebブラウザで、さまざまな便利機能が搭載されているのが特徴です。
▲標準状態でサイドバーが表示されていて、お気に入りやピン留めしたタブ、開いたタブに素早くアクセスすることができます。ピン留めしたタブや開いたタブは「スペース」毎に管理されており、作業毎にスペースを切り替えることができます。一方お気に入り(上部のアイコン)はスペースを切り替えても維持されます。
どのような機能が利用可能かは、ピン留めされたタブの中にある「Features」を開いて確認すると分かりやすいと思います。
▲タブをドラッグ&ドロップしてサイドバイサイドで表示するのも簡単です。サイドバーの表示、非表示を切り替えることもできるため、狭い画面で利用している場合でも、表示領域を有効活用できます。
▲キーボードショートカットも充実しており、例えば、Command + T
からポップアップダイアログを表示し、タブを切り替えたり、検索することができます。
インストール時に広告ブロック機能をデフォルトで有効化することもできます。この場合Chrome拡張機能のuBlock Originインストールされます。
目次
まとめ
ChromiumベースのWebブラウザは珍しくありませんが、Arcはタブを整理するための機能が豊富で、従来のブラウザの問題点を良く分析して作られているような気がします。正式版に期待したいと思います。