Microsoftは今年の後半、Windowsのメジャーバージョンアップ版である「Windows 11」の一般提供を開始する予定です。Windows 11はハードウェアの要件が変わっており、ユーザーだけでなくマザーボードメーカーを初めとするハードウェアベンダーの対応が求められるなか、ASUSがWindows 11互換ファームウェアの提供を開始した事がわかりました(Neowin)。
ASUSはすでに、AMD/Intelの両方についてWindows 11互換チップセットのリストを公開しています。
ASUSは上記のすべてのチップセットに対して、互換性のあるファームウェアの提供を開始すると共に、Windows 11対応マザーボードのリストに、多くの新しいチップセットを追加しています。ASUSは、新しいBIOSは、AMD製システムの場合はTPMを、Intel製システムの場合はPTT(Platform Trust Technology)を自動的に有効にすると説明しています。
ただし、現状ではすべてのマザーボードのアップデートが完了したわけではなく、テストと最終検証が行われているモデルも多く存在します。アップデートされたモデルの変更履歴は以下の通りとなっています。
Support WIN 11 installed or upgraded
使用中のモデルにWindows 11対応のBIOSがリリースされているかどうかを確認するるには、ASUSの公式サイトにアクセスしマザーボードのモデルに対応するファームウェアを確認します。
マザーボードのモデルがわからない場合は、「msinfo32」や「システム情報」といったツール、あるいは「CPU-Z」や「Speccy」などのサードパーティ製ツールを使って調べることもできます。