ドイツのセキュリティソフトウェア調査会社AV-TESTが、Windows 10のホームユーザー向けのアンチウィルスソフトのテストを実施。2018年4月時点でのベストなアンチウィルソフトが判明しています(Softpedia)。
同社が行ったテストは、システムの保護、パフォーマンス、ユーザビリティの3つのポイントに関し、それぞれ6点満点で評価するというもので、合計18点を獲得したソフトが最高点ということになります。
まず今回一位となったのは、有名どころを押さえた、AhnLab V3 Internet SecurityとAvira Antivirus Pro 15.0で、それぞれのテストで6点を獲得し、合計18点の満点を獲得しています。
KasperskyやBitdefenderといった人気ソフトは、満点には届きませんでしたが17.5点を獲得して2位に。Trend Microも同様です。無料アンチウィルスソフトとして評価の高いAvastは、17点で無料ソフトとしては高評価を獲得しています。
最下位になったのはPC PitstopのPC Maticで、保護4点、パフォーマンス6点、ユーザビリティ3点、合計13点という残念な結果でした。Windows 10の標準アンチウィルスソフトWindows Defenderはそれぞれのテストで5.5点を獲得し、合計16.5点となっています。トップランクとはいえませんが、数年前と比較すると大きな進歩を見せているとのこと。
なおWindows 10に標準搭載されているWindows Defenderは、他社のアンチウィルスソフトをインストールすると自動的に無効化され、アンインストールすると再び自動的に有効になります。