Blender 4.5 LTSがリリース - 2年間のアップデートとバグ修正が保証

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オープンソースの3DCG制作ソフトウェア「Blender」の最新版「Blender 4.5 LTS」がリリースされました(slashdot)。

Blender 4.5 LTSではパフォーマンスと安定性の向上が行われています。OpenGLからVulkanバックエンドへの移行により滑らかなUIを実現し、適応型サブディビジョンが最大14倍高速化しています。その他約500件のバグが修正され、主要機能全体にわたって安定性が向上しています。

その他の新機能や改良点は以下の通りです:

  • Geometry Nodes に新ノード追加:「Camera Info」「Instance Bounds」

  • GPUアクセラレート型コンポジター:標準化された入力対応で高速化

  • 新しいブール演算ソルバー「Manifold」:よりクリーンかつ高速なメッシュ処理

  • UVマップがオブジェクトモードで表示可能に + 選択動作の改善

  • Grease Pencil にレンダーパス追加 + Geometry Nodesと統合可能

  • インポート対応形式の拡張:PLY, OBJ, STL, CSV, VDBなどに対応

Intel Mac、Collada形式、Big Endian対応、古い.blend ファイルなどが非推奨化され、Cycles OptiXにはNVIDIAドライバーv535以降が必要となりました。アドオン開発向けに新しいシェーダーバリアント(例:POLYLINES_*, POINT_*)が追加されています。

現在公式サイトより、Windows / Linux / macOS用の実行ファイル、およびソースコードをダウンロードすることができます。

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