人気CSS/JavaScriptフレームワーク「Bootstrap」の最新版「Bootstrap 3.3.0」がリリースされました(公式ブログ)。
ブログによるとバージョン3.3.0では多くの不具合の修正、アクセシビリティの改良、ドキュメントの更新など行われ、以下の変更点がハイライトとして取り上げられています。
- カスタマイズを容易にするLess変数の追加。
- 低い割合における最近行われたプログレスバーの変更の除去。
- 全てのtranslate3dインスタンスの除去。
- モダンブラウザでカルーセルパフォーマンスを向上させるtransformの追加。
- Normalize.cssとH5BP print styleを最新のものに更新。
- ナビゲーション、パネル、ツールチップ、ボタンなどのアクセシビリティを改良。
- 大量のJavaScriptとドキュメントのバグを修正。
「Bootlint」と「Rorschach」という新しいツールがオープンソースで公開されたことに加え、重大ニュースとしてBootstrap 4のアルファ版が数週間内にリリースされることもアナウンスされています。
Bootstrap 4では、ハンドヘルドデバイス向けのグリッドシステムの更新や、パネル、サムネイル、ウェルの刷新、完全に新しくなったナビゲーションバー、IE8サポートの除去、コンポーネント向けの新しいアニメーションの追加、など大きな変更が予定されています。
活発にBootstrapの開発が続いていることは喜ばしいことですが、ユーザーからするとついていくのが大変なくらいの速いペースかもしれません。Bootstrap 4は一体どのように進化するのか期待ですね。