MicrosoftはWindows 10 May 2019 Updateで、タスクバーを明るい色で表示できるライトテーマを導入しましたが、見た目に関する改良はほとんど行いませんでした。
本日紹介する「CenterTaskbar」はそのタスクバーの外観を変更できるオープンソースソフトウェアです。
起動するだけで、タスクバーに表示されたアイコンがセンタリングされるシンプルなユーティリティで、次のような特徴を持ちます。
- 動的: アイコンの数、DPIスケーリングのグループ、サイズに関係なく動作。全てのパディングが計算される。
- アニメーション: デフォルトのウィンドウアニメーションに合わせてリサイズ
- マルチモニターサポート
- 垂直方向のサポート
- マルチDPIサポート
以下使用方法を説明します。
目次
CenterTaskbarの使用方法
CenterTaskbarは今のところダウンロードできるアーカイブファイルが公開されていません。そのかわりGitHubで公開されているリポジトリに「CenterTaskbar.exe」が直接含まれています。
Gitコマンドを利用し適当なフォルダで以下を実行します。
git clone https://github.com/mdhiggins/CenterTaskbar.git
中に含まれているCenterTaskbar.exeを実行すると、タスクバーのアイコンが中央に移動します。
▲普段は左端から整列しているタスクバーアイコンの左右にスペースが追加されて、センタリングされている事がわかると思います。
▲終了する場合はタスクトレイのアイコンを右クリックし「Exit」を実行します。
まとめ
CenterTaskbarを実行するとWindowsのタスクバーに表示されているアイコンをセンタリングすることができます。Windowsの場合スタートメニューを多用するためセンタリングのメリットは少ないかもしれませんが、普段と異なる配置を試してみたい方におすすめのソフトです。