サーバー用途で人気の高いLinuxディストリビューションCentOSの次期メジャーバージョンアップ版7.0のQAリリース「CentOS 7.0 QA」が公開されています(アナウンス、ダウンロード、Phoronix)。
QA版は、正式版リリース前に、早期フィードバックとバグレポートを広く集めるためのもので、正式版ではありません。そのため、パッケージ、ISO、その他のメディアは正式版公開までに変更される可能性があるということ。GPGでの署名もまだされていません。
QAリリースから正式版へのアップグレードは可能かもしれないが、正式にはサポートはされず、7正式版がリリースされた時には再インストールしたほうが良いとのことです。
ちなみに、CentOS 7のもとになる「Red Hat Enterprise Linux 7」は6月10日にリリースされたばかりです(@IT、マイナビニュース)。systemdや、Dockerがサポートされるなど、メジャーバージョンアップに相応しく様々な変更が行われている様子。
CentOSユーザーはいまのうちに心の準備をしておいたほうが良さそうです。