Googleは11月29日(現地時間)、デスクトップ版Chromeブラウザの最新版「Chrome 108」をリリースしました(Chrome Releases)。
Chrome 108.0.5359.71(Mac/Linux)と108.0.5359.71/72(Windows)では、深刻度Highの脆弱性8件を含む、合計28件のセキュリティ脆弱性が修正されています。セキュリティ関連の修正の詳細はChromium Security Pageで確認可能です。
Chrome 108では、これまでWebIDと呼ばれていたFederated Credentials Managementが正式にサポートされています。CSS関連の新機能としては、break-after、break-before、break-insideプロパティのサポートや、sv*、lv*、dv*単位、論理vi/v単位のサポートがあげられます。
LayoutNGによる印刷機能のサポートや、DedicatedWorkerコンテキスト内でのMedia Source Extensions(MSE)のサポート、可変COLRv1のサポート、アクセス許可ポリシーのオリジンでワイルドカードが使用可能になる変更なども行われています。
その他、開発者向けの非推奨機能の削除や、開発者向けのオリジントライアル機能の追加、オプション機能として、電力を節約するためにバックグラウンドアクティビティや視覚効果を抑制する際に利用できる、新しい「エネルギーセーバー」モードの追加などが行われています。
新機能の詳細はChrome Platform Statusで確認することもできます。
タイトル | Chrome 安定版 | |
---|---|---|
公式サイト | https://www.google.co.jp/chrome/browser/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7003-chrome-stable | |
説明 | Googleの開発するWebブラウザ。 |