Chrome 72安定版がリリース - Google設定の刷新やTLS 1.0/1.1の非推奨化など

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Googleは1月29日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」の最新安定版「Chrome 72」をリリースしました(Chrome Releases9to5Google)。

Chrome 72.0.3626.81では、深刻度Criticalが1件、Highが17件など合計58件の脆弱性が修正されています。セキュリティ関連の修正の詳細はChromium Security Pageで確認可能です。

Chrome 72の新機能としてはまず設定画面の刷新があげられます。パスワード、支払い方法、住所などの自動入力設定が独自のセクションに分割されわかりやすくなっています。またGoogleアカウントを管理するためのショートカットが追加されています。

一方これまで「chrome://cast」で利用できたChromecastを設定するための機能は削除されましたが、これはChromecastのキャスティング機能には影響せず、あくまでデバイスのセットアッププロセスにだけ影響するものとなっています。

さらにWeb Authentication APIによって改良された認証方法が利用可能になったほか、User Activation APIによって、ユーザーのアクションを追跡できるようになっています。

その他TLS(Transport Layer Security)の1.0および1.1や、FTPサーバーのレンダリング・リソースが非推奨となっています。FTPサーバーのディレクトリリストは表示されるもののそれ以外のレンダリング・リソースはブラウザに表示されるのではなくダウンロードされることになります。

新機能の詳細はChromium Blogの情報が参考になります。

S icon タイトル Chrome 安定版
公式サイト https://www.google.co.jp/chrome/browser/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/7003-chrome-stable
説明 Googleの開発するWebブラウザ。
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