Googleは12月10日(現地時間)、Chromeブラウザの最新版「Chrome 79」をリリースしました(Chrome Releases、9to5Google)。
Chrome 79.0.3945.79では、深刻度Criticalの脆弱性2件、Hightの脆弱性8件を含む合計51件の脆弱性が修正されています。セキュリティ関連の修正の詳細はChromium Security Pageで確認可能です。
Chrome 79では、メモリやCPU、バッテリーなどの各種リソースを節約することができる「タブフリーズ」機能が導入されています。5分以上バックグランドで使用されていないタブは凍結され、タスクが実行できなくなる機能ですが、録音やオーディオ、動画の再生など例外も存在します。
その他、VRやARをWebブラウザで実現するための、「WebXR Device API」の導入や、パスワード保護機能の強化、Origin Trails(Web標準候補の機能をテストするための仕組み)として、rendersubtree属性のサポートや、デバイスがスリープしないようにするための「 Wake Lock API」が導入されています。
新機能の詳細はChromium Blogが参考になります。
タイトル | Chrome 安定版 | |
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公式サイト | https://www.google.co.jp/chrome/browser/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7003-chrome-stable | |
説明 | Googleの開発するWebブラウザ。 |