Windows 7のサポート期間の終了が今月14日に迫ってきているなか、Googleが「How Chrome is helping enterprises still using Windows 7」と題したブログ記事を公開し、Windows 7用のChromeを少なくとも18ヶ月間はサポートし続けることを明らかにしました(9to5Google)。
Windows 7からWindows 10への移行がまだ済んでいない企業ユーザーに対しては、Windows 10へ速やかに移行することを推奨していますが、そうでない場合、2021年7月15日までの18ヶ月間、Chromeによってエンタープライズ向け機能を使用し続ける事が可能とのことです。
Chromeのサポート期間中は、セーフブラウジング、サイト分類、パスワード・フィッシング保護機能など、Chrome組み込みのセキュリティ機能を安全に使用し続ける事ができると説明しています。
Googleが、Windows XP用のChromeのサポートを停止したのは、XP本体のサポート終了から2年後となる2016年4月でした。セキュリティ更新が止まったOSを使用し続けるのおすすめできませんが、やむを得ない理由でWindows 7を使わないといけない場合、Chromeを使用することでセキュリティリスクを減らすことができそうです。