Chromeには、閲覧履歴やCookie、フォームに入力した情報をブラウザに保存せず、デバイスを共有する他のユーザーに知られることを防ぐ「シークレットモード」と呼ばれる機能が搭載されています。
シークレットモード(シークレットウィンドウ)は、通常モードと区別するためにダークテーマが採用されていますが、今後、現在は白いままになっているメニューを含め、完全なダークモードを実現するためのテストが始まっていることがわかりました(Techdows)。
機能が有効な場合、OSのテーマがライト・ダークどちらに設定されていても、白い要素がダーク系の色で表示されることになります。現在、Chrome CanaryのWindows/Mac/Linux/Chrome OSでこの機能をテストするための新しいフラグが準備されていて、「chrome://flags」で「Enforces dark mode UI on desktop」を有効にすることで、シークレットモードで真のダークもダークモードを有効にすることができます。
フラグの説明には「有効にすると、シークレットUIでダークモードを強制し、OSのライトモードのカスタマイズを無効にする」との説明が掲載されています。
またシ、ークレットモードの一貫性を保つために「Incognito brand consistency for desktop」というフラグも追加されています、現在はまだ動作していないようですが、シークレットUIで設定されたテーマや背景を取り除き、シークレットモードを分かりやすく維持するためのフラグだと見込まれています。