Chromeの次期安定版「Chrome 89」で非常に古いCPUのサポートが終了することがわかりました(slashdot).
Chromium開発チームは、「SSE3(Supplemental Streaming SIMD Extensions 3)」をサポートしていない、Intel Core 2 DuoやAMD Athlon 64よりも古いCPUが、Chrome 89以降のバージョンで動作しないことを発表しています。
すなわち一世を風靡したIntel Core 2 Duoより前に発売された、Intel AtomやCeleron Mなどで、Chromeが動作しなくなることを意味しています。
2005年以降に発売されたCPUは、ほぼSSE3をサポートしており、今回の方針によって実害を受ける方は少ないと思いますが、念のため注意は必要かもしれません。なおChrome OSやAndroid、MacはOS自体がSSE3のサポートを必要としており、今回の変更はWindowsユーザーのみが影響します(Windows 10はSSE2が要件)。