Googleは9月23日(現地時間)、Chrome拡張で使用されている「Manifest v2(MV2)」の廃止スケジュールを発表しました(gHacks)。
Googleは、2021年初めにリリースされた「Chrome 88」で、「Manifest v3(MV3)」に対応し、新しいマニフェストバージョンへの移行の準備を進めてきました。
Googleによると、旧バージョンとなるMV2の廃止スケジュールは以下の通りです。
- 2022年1月17日以降: ChromeのウェブストアでMV2拡張機能の新規受付が停止。プライベートエクステンション(プライベート可視化設定のあるエクステンション)の申請や、既存のMV2拡張機能の更新は可能。
- 2022年6月以降: プライベートエクステンションの新規受付が停止。既存のMV2拡張機能の更新は可能。
- 2023年1月以降: Chromeウェブストアで、MV2拡張機能の更新受付の停止。ChromeでMV2拡張機能が動作を停止するが、サポートを6ヶ月間延長するエンタープライズポリシーを使用することができる。
- 2023年6月以降: エンタープライズポリシーが削除されChromeでMV2拡張機能が動作しなくなる。
Chrome拡張機能の開発者がMV3へ対応しない場合、将来的にChromeで動作しない拡張機能が多数でてくることが懸念されています。