Googleは8月12日(現地時間)、Chrome 86でURLのパスを非表示にする実験を行うことを発表しました(Neowin)。
アドレスバーに表示されているURLの表示を短くすることで、ユーザーはどのウェブサイトを閲覧しているのかを把握しやすくなり、悪質なウェブサイトを特定するのに役立つという効果が期待されます。
例えば以下のURLは:
https://en.wikipedia.org/wiki/Google
次のように表示されます:
en.wikipedia.org
実験はChrome 86を使用しているユーザーに対しランダムに実施されますが、企業向けとして登録されたデバイスは対象外です。実験グループに選ばれた場合も、アドレスバーの上にマウスカーソルを移動したり、アドレスバーを右クリックしてコンテキストメニューから「URL全体を常に表示」を選ぶことで、完全なURLを表示することが可能です。
実験グループに選ばれていない場合に、新しいURLの表示をテストしたい場合、Chrome Canary/Devビルドをインストールし、chrome://flagsでフラグでEnableに変更し、ブラウザを再起動します。
- #omnibox-ui-reveal-steady-state-url-path-query-and-ref-on-hover
- #omnibox-ui-sometimes-elide-to-registrable-domain
- #omnibox-ui-hide-steady-state-url-path-query-and-ref-on-interaction(オプション)