Microsoftは現在、ChromiumベースのEdgeの開発を進めています。先日よりスクリーンショットや、実行ファイルがインターネット上に流出しているなか、Windows 10の最新のプレビュービルド「Windows 10 Insider Preview Build 18865(20H1)」の中に、ChromiumベースのEdgeの実行ファイルが含まれていることが明らかとなりました。
ドイツのサイトDeskmodder.deによると、Windows Sandbox内からアクセスできる「C:\Users\WDAGUtilityAccount\AppData\Local\Microsoft\Edge\Application」の中にChromium版のmsedge.exeが含まれている場合があるとのこと。
ただしMicrosoftはA/Bテストを行っているらしく、アイコンの背景が透明の場合にのみ新しいEdgeで、青い背景の場合は古いEdgeとなっている模様。新しいEdgeが提供されているユーザーはごく少数に限定されているとみられています。
Build 18865は来年の春に公開予定のWindows 10 20H1のプレビュー版ですが、ChromiumベースのEdgeは、Windows 10だけではなく、Windows 7/8.1や、macOS(Linuxも?)など各種プラットフォームに対応する予定となっています。