Mac用の新たなクリップボード管理アプリ「Clipy」が公開されています。
開発者による紹介によると、オープンソースの定番クリップボード管理アプリ「ClipMenu」を元に開発されたアプリで、オリジナルのClipMenuの開発が止まっているため、Swiftを使って実装しなおしたもののようです。Clipyのソースコードも公開されています(GitHub)。
現段階では、ClipMenuのクリップボード拡張、スニペット機能のみにしぼって実装されていて、js拡張などの拡張機能は削除されている様子。
目次
使用方法
見た目などは、ほぼオリジナルのClipMenuと同様です。
Clipyを動かした状態でテキスト等をコピーすると、コピーした内容が履歴として保存されていき、メニューから選んで再利用することができます。
スニペットもClipMenuと互換性があるようで、ClipMenuでスニペットを書き出し、Clipyでスニペットを読み出すことで、既存スニペットを移植することができました(画面下の歯車アイコン)。
今すぐ活用したい人に
本家ClipMenuのSwiftによる再実装版は、1.0.0a1以後アップデートが止まっている状態です。
1.0.0a1にはスニペット管理機能が実装されていなかったので、Clipyは、スニペットが使えて、かつ最新OS X環境でも安定して使える待望のクリップボード管理アプリといえるでしょう。
近日中にスニペットをアップロード/ダウンロードできる、スニペットマーケットが公開される予定があるようです。クリップボード/スニペットを使った生産性向上を目指している方は試して見る価値はあると思います。