CloudLinuxもCentOSクローン「Project Lenix(仮題)」を開発へ

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Red Hatは先日、CentOSの開発を中止し、RHELの上流に位置するCentOS Streamに焦点を移すといいう衝撃的な発表を行いました。

発表を受け、CentOSのもともとの創設者であるGregory Kurtzer氏が、新たなRHELクローン「Rocky Linux」の立ち上げを発表したり、RHELクローン「Oracle Linux」を提供しているOracleが、CentOSユーザーからの移行を案内するブログを公開するなど、大きな反響が起こっている中、CloudLinuxが新たなRHELクローンを開発する準備を進めていることが分かりました(公式ブログZDNet)。

CloudLinuxのCEOであるIgor Seletskiy氏は、CentOSの代替となるLinuxディストリビューション「Project Lenix(仮題)」を開発する理由について以下のように述べています。

Red Hat's announcement has left users looking for an alternative with all that CentOS provides and without the disruption of having to move to alternative distributions. We promise to dedicate the resources required to Project Lenix that will ensure impartiality and a not-for-profit community initiative. CloudLinux already has the assets, infrastructure, and experience to carry out the mission, and we promise to be open about the process of developing Project Lenix.

CloudLinuxはCentOSをベースとしたホスティング用のLinuxディストリビューションを年間100万ドル以上を投資して開発しており、新たなRHEL互換OSを開発するために必要な資産、インフラ、経験をすでに持っていると説明しています。

Project Lenix(正式名は後日決定)は、フリー、オープンソース、コミュニティ主導、RHEL 8(および将来のリリース)と1:1のバイナリ互換を持つLinuxディストリビューションになる予定で、最初のリリースは2021年の第1四半期が計画されています。

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