河野太郎デジタル大臣は9月13日、新型コロナウィルス接触確認アプリ「COCOA」の運用を停止する方針を明らかにしました(ITmedia)。
新型コロナ感染者情報を管理するシステム「HER-SYS」の運用見直しに伴い、同システムを基盤としているCOCOAも機能を停止するとのこと。
COCOAのGitHubリポジトリには、「COCOAを機能停止する」というIssueが登録され、「v2.1.0はリリースを中止して、以後、COOCAの機能停止版の検討および開発を行う」との今後の方針が掲載されています。
機能停止版には、以下の機能を搭載することが検討されています。
- COCOAが終了したことを通知で利用者に知らせる機能
- 接触通知APIを明示的に停止する機能
- バックグラウンドでの接触確認処理を停止する機能
- 機能停止時に、利用者の接触情報(データ保存で出力されるもの)を提出してもえないか聞く(任意・スキップ可能)
- 機能停止時に、利用者の合意の元、利用者調査に回答してもらえるか聞く(任意・スキップ可能)
批判されることも多かったアプリですが、最近はCOCOAログチェッカーなど派生プロジェクトも話題となっていただけに、残念に思うユーザーも多くいそうです。