iOSアプリ開発者にはおなじみのライブラリ管理ツール「CocoaPods」。従来RubyGemsやHomebrewを使って"pod"コマンドをインストールする必要がありましたが、これをGUIで置き換えるアプリ「CocoaPods.app」が開発されつつあります(公式ブログ)。
CocoaPods.appの現在のバージョンは1.0.0.beta.2。まだベータ版ですがアプリをダウンロードして実行してみることは可能です。
CocoaPods.app開発の主な目的として、アプリを単体でインストールするだけでCocoaPods環境を準備することができるインストール(および更新)の簡単化があげられています。
目次
簡単な使用方法
「CocoaPods > Install the Command-Line Tool...」を選択することでpodコマンドをインストールすることができます。ここでインストールしたpodコマンドはこれまで通りターミナルから使用することも可能です。
podコマンドがすでにインストール済みの場合、上書きするか、キャンセルするかのダイアログが表示されます。
「File > Open」でPodfileを開いてファイルを編集することができます。右上の「Install / Update」ボタンを押すと、「pod install / pod update」が実行される仕組みです。
今後に期待
すでに多くのiOSアプリ開発者に愛用されているCocoaPodsですが、GUIで使用できるアプリが加わって、より親しみやすさが増したといえそうです。正式リリースに向けて今から準備しておきたい方はどうぞ。