SF映画には空中ゼスチャーで華麗にコンピューターを操作するシーンが良く登場します。例えば作年公開された映画「エンダーのゲーム」でも3Dインターフェイスで味方艦隊を指揮するシーンが印象的でした。今回、今はまだ現実的ではないこのインターフェイスを実現するための新たなチャレンジャーとなるアプリが登場しました。その名も「ControlAir」。
ControlAir
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
空中ゼスチャーでMacのメディアプレイヤーを操作することができるアプリ。
MacのWebカメラを使ってカメラの前の手の動きを読み取り、iTunesをはじめとした各種メディアプレイヤーを操作することができるアプリです。
しかも、嬉しいことに無料でダウンロードできます。早速試してみました。
使用方法
Webカメラがないと動きません。MacBookなどで実行しましょう。
最初にカメラの位置を調節し、「Next」ボタンを押すとチュートリアルが始まります。人差し指を立てて口元に近づけると、音声がミュートになったり元に戻ったりすることを確認してください(シーッのポーズ)。
次に、顔の前あたりで人差し指を立てると、上のようなコントロール画面が表示されます。指を左右に動かして、目的の操作を選び、指曲げると実行です。
うまくいかない場合、手の向きなどを調節してみてください。
カメラが起動しっぱなしが気持ち悪いという場合、設定画面で「All」のチェックを外しましょう。iTunes、Spotify、VLC、QuickTime Player、VOX、RdioなどControlAirが操作できるアプリが起動している時だけ、カメラを連動して動かすことができます。
可能性を感じる
慣れていないせいか、うまく操作できない事も多いですが、今あるハードウェアを使って3Dジェスチャーを実現しているのは興味深いですね。
うまく動かない場合は、この動画を見ると参考になります。