CodeWeaversは5日、macOSやLinux上でWindowsプログラムを動作させることができるWineベースのソフトウェアの最新版「CrossOver 17.0」を発表しました(Phoronix)。
CrossOver 17はMicrosoft Office 2016をサポートし、Office 365アカウントを利用して、Office 2016 HomeやOffice
2016 Businessをインストールして使用することが可能となっています。またMicrosoft Office 2010やMicrosoft Office 2013を始めとした、多くのWindowsアプリケーションの動作が改良されています。
Wine互換レイヤーのアップグレードによって、コア部分の改良も進められ、Linux版では、人気ゲーム「League of
Legends」の動作もサポートされました。
ただしゲームに関する改善はそれほど多くなく、Direct3D関連で多くの新機能が見込まれている、Win 3.0のリリース待ちの状況かもしれません。