CodeWeaversは11月29日(現地時間)、「CrossOver 21.1」をリリースしたことを発表しました。CrossOverはWindows APIを変換し、macOS、Linux、ChromeOS上でWindowsアプリケーションを直接実行することができるWineプロジェクトをベースとしたソフトウェアです。
新バージョンでは、「Grand Theft Auto V」がついにmacOSとLinuxの両方でサポートされています。スンドアロンのRockstar Games LauncherまたはSteam経由でGrand Theft Auto Vを実行することができます。
また、新しくリリースされたmacOS Montereyを初めて公式にサポートし、これまでmacOSで動作しなかったいくつかのゲームが動作するようになったほか、MicroTik The DudeなどmacOSで動作しなかった特定のランチャーの問題が修正されています。
そのほか、LinuxではOutlook 2016/365 のサポートが復活し、Chrome OSでは依存関係の問題の解決がよりスムーズになっています。さらにUbisoft ConnectやQuickenをCrossOverで実行する際に発生する問題の修正、wined3dの改善とWine Mono 6.3へのアップデートも含まれています。
CrossOver 21.1の詳細はCodeWeavers.comで確認可能です。