Googleで開発されているWeb用プログラミング言語「Dart」のベータ版(Dart SDKとDart Editor)がリリースされました(リリースノート、窓の杜)。初のベータリリースということで、以前のバージョンよりかなりスピードアップして高速化されているようです。
Dartで記述された言語は、Dart VMと呼ばれる仮想マシン上で実行できるほか、JavaScriptへ変換して実行することもできます(Dart自身の動作にはJava 6以降が必要)。JavaScriptへのトランスレーターという意味ではMicrosftのTypeScriptなんかと競合する部分があるのかもしれません。
Dart EditorはEclipseベース
ためしに、Mac版のDart Editorをダウンロードしてみました。ファイル一覧やエディタのタブの外観をみる感じEclipseベースの開発環境のようです。Welcomeページにサンプルプログラムがリンクされていて、すぐ実行してみることができます。
クロックのデモ。実行するとブラウザが起動して時計が動きます。統合開発環境が何も考えず使えるのは便利ですね。