GNUのOSであるGNU/Hurdをカーネルとして採用したDebianシステム「Debian GNU/Hurd 2013」がリリースされました(アナウンス)。
いわゆる普通のDebianが、カーネルとしてLinuxを採用しているのに対して、こちらはGNU/Hurdが使われているところが異なります。
GNU Hurd(ぐにゅー はーど)は、GNUプロジェクトによって開発中の、GNU Mach上で動作するサーバ[1]群。
Hurdは、「Hird of Unix Replacing Daemons.」の頭文字であり、さらにHirdは、「Hurd of Interfaces Representing Depth.」の頭文字である。また、「herd of gnus」(ヌーの群れ)とも掛けている。
勘違いされることが多いが、厳密な意味ではHurdはカーネルではなく、マイクロカーネルであるMachと、その上で動くサーバ群であるHurdの組合せによって一般的なカーネルのサービスを提供する。
i386システム用のisoイメージがダウンロード可能なので、OSマニアな人はインストールしてみては(インストールマニュアル)。