Microsoft、なぜWindows機能の「非推奨化」がユーザーにとってが良いことなのかを長文で説明

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Microsoftsは近年、Windows 11に搭載されたさまざまな機能を非推奨化しています。例えば2023年には「ワードパッド」や「VBScript」が、2024年は「ペイント3D」が非推奨化されて話題を集めましたが、実際には、それ以外にも多くの機能が非推奨化されています。

非推奨化は既存の機能が将来的に使えなくなることを意味するため、ユーザーから批判をまねくこともありますが、実際は、歓迎すべきものかもしれません。MicrosoftのWindows+Devices担当シニアコミュニケーションディレクター、Chris Morrissey 氏は、Microsoft Tech Communityの公式ウェブサイトに長文のブログ記事を公開し、非推奨化のアナウンスが企業やユーザーにとって役に立つ理由を詳しく説明しています。

この記事によると、非推奨化はライフサイクルの終点ではなく、Windowsのフィーチャー、機能、サービスがもはやアクティブに開発されていないことを意味し、将来のリリースから引退し削除されることを意味しているとのこと。

Did you know that deprecation is not the end point of the lifecycle? Lifecycle describes the length of time something lasts. Deprecation simply means that a Windows feature, functionality, or service is no longer in active development, and it will be retired and removed from a future release.

非推奨はライフサイクルの終点ではないことをご存知ですか?ライフサイクルとは、何かが存続する期間のことです。非推奨とは、単にWindowsの特徴、機能、サービスがもはやアクティブに開発されていないことを意味し、将来のリリースでは引退して削除されます。

同氏は、非推奨化は「終わり」と思われがちであるものの、そうではなく、非推奨のアナウンスは、製品が将来的に引退または削除されることを知らせるための事前通知だとしています。非推奨製品は活発な開発は行われなくなるものの、削除される日までサポートされ、非推奨の発表から実際にライフサイクルが終了するまでに数年が経過することもあり、変更に備える十分な時間が与えられるとしています。

MicrosoftはWindowsの非推奨の機能一覧をまとめており、各非推奨機能ごとに詳細や軽減策がまとめられています。今年はWindows 10引退という大きなイベントが控えていることもあり、Windowsを使用しているユーザーは定期的に目を通して置いたほうがよい情報かもしれません。

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