ディスククリーンアップツールがWindows 10 Version 2004を破壊した後に修復していた

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Microsoftは現在、Windows 10の機能アップデート「Windows 10 May 2020 Update(Version 2004)」の段階的なロールアウトを進めています。

段階的なロールアウトでは、ユーザーからのフィードバックが調査され、必要ならば問題の発生する環境に対しアップグレードブロックが設定される事があります。またブロックするほどの問題ではない場合、Windows 10に組み込まれているトラブルシューターの更新によって問題が解決されることもあります。

今回、Windows 10 Version 2004のディスククリーンアップツールによって問題が発生し、問題解決のためのトラブルシューターが公開され、その後のアップデートによって問題が修正されていた事がわかりました(Softpedia)。

Microsoftのサポートドキュメント「About the Disk Cleanup troubleshooter」によると、この問題は「Windows Version 19041.21をインストールした後にディスククリーンアップを実行すると、一部のデバイスが起動に失敗する場合がある」というもの。

トラブルシューターを実行すると、Windows Version 19041.84に更新されるまでディスククリーンアップの自動実行が一時的に無効となります。トラブルシューターは、Version 19041.21で1回、Version 19041.84アップデート後に1回の合計2回自動的に実行され、手動で実行することできないとのことです。

トラブルシューターが実行されたかどうかは「スタート > 設定 > 更新とセキュリティ > トラブルシューティング > トラブルシューティングの履歴の表示」から確認することができます。

ビルド番号からするとWindows 10 Version 2004のRTM版以前のプレビュー版で発生していた問題のようですが、なぜか今頃ドキュメントが公開されています。

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