DivXの最新版「DivX 10」が公開されています(ニュースリリース、DivXブログ、AV Watch)。ソフトウェアは「DivX Converter」、「DivX Player」、「DivX Web Player」などから成り立っていて、Windows/Mac用のものが無料でダウンロード可能。
DivX 10の特徴は、次世代のコーデックとして期待が集まっているHEVCの作成や再生に対応したことということらしいです。その他以下のような機能が挙げられています。
- DivX Converter、DivX Player、DivX Web Playerでサポートされる新しいDivX HEVCプロファイル
- Intel Core i5搭載機での最高1080pのHEVCビデオのリアルタイム デコード
- 最高1080pのHEVC HM11ビデオとAAC、MP3、またはAC3オーディオのエンコード
- 巻き戻し、早送り、一時停止に対応し、最適化された再生機能
- DivX Web Playerによるブラウザ上での効率的なHEVCストリーミング
- 字幕、チャプター、既存ツールとの互換性を提供する強力なMKVコンテナ
- コンピューターおよび家電製品での高画質DivXおよびMKVビデオの再生
- iOS製品で再生するためのMP4ビデオの作成
- 11言語に対応(イタリア語、韓国語、ロシア語を新たにサポート)
一時期にくらべてめっきり名前をきかなくなったDivXですが、まだまだ頑張っていますね。HEVCが今後流行るかどうか注目です。