洗練されたデスクトップ環境として人気のLinuxディストリビューション「elementary OS」の最新版「elementary OS 6.1 Jólnir」が12月20日にリリースされています(公式ブログ)。
elementary OS 6.1は、今年8月に公開されたelementary OS 6 Odinをベースとし、既存の機能の改良や、新機能の追加が行われたバージョンです。新しいツールとリリース管理プロセスのおかげで、これまでよりも短期間で大きな進化を遂げることができたとのこと。elementary OSはこれまで神話に登場する人物や神々の名前がつけられていて、「Jólnir」もクリスマスに関連した、サンタクロースの元となった人物だと説明されています。
6.1の新機能としてはまずAppCenterの改善があげられます。DebianパッケージからFlatpakに移行したことで、「Curated App」と「非Curated App」の両方で、 Flatpakの機能をより活用できるようになり、AppCenterのアプリの発見製が改善されたそうです。
デスクトップではウィンドウの素早い切替を実現するクイック・ウィンドウ・スイッチング機能の導入や、ピクチャー・イン・ピクチャー、アニメーション、ダークスタイルなど、デスクトップ全体の操作性を改善・向上させることに注力されています。
その他にも、システム設定機能の改善や、生産性を改善するための各種機能の追加、デバイス間の同期機能の拡充、Webブラウザやファイルマネージャーの改善などさまざまな新機能が存在します。
新機能の詳細はこちらで確認可能です。
