elementary OS 7が正式リリース - アプリ入手性の改善や設定の改良など新機能多数

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洗練されたデスクトップ環境として人気のLinuxディストリビューション「elementary OS」のメジャーバージョンアップ版「elementary OS 7 Horus」が1月31日(現地時間)に公開されました(公式ブログ)。現在公式サイトよりelementary OS 7のISOファイルをダウンロードする事ができます(カスタムで0を入力)。

新バージョンでは、アプリの入手性の改善や、新機能や設定によるユーザーの支援、デベロッパープラットフォームを進化させること等を目標とした開発が行われています。

2022年4月にリリースされたUbuntu 22.04 LTSがベースとなり、Linuxカーネルはv5.15が採用されています。

Appcenter responsive

アプリのインストールや削除、アップデートを行うためのAppCenterは、アプリの説明がより分かりやすくなり、最新バージョンへの更新が容易になったほか、サイドロードとaltストアのサポートが改善されています。アプリ情報ページはスクリーンショットが効果的に表示されるようになっています。

ユーザーが初回ログイン時に表示されるウェルカムウィザードでさまざまな設定を集中的に行うことが可能となり、ミュージックアプリやファイルアプリの改良も行われています。

Settings power

設定画面も強化され、電源プロファイルの管理機能が追加され、モバイルデバイスのバッテリー駆動時間が大幅に改善することが期待されています。ホットコーナーにカスタムターミナルコマンドを設定できるようになり、ショートカット設定の再設計により、ショートカットの無効化やデフォルトへの復帰が容易になっています。

elementary OSは創業者二人の間に仲違いがあり、プロジェクトは崩壊寸前だともいわれていました。今回、新バージョンがリリースされたことで再び軌道にのって開発が進んでいく事に期待したいとおもいます。

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