elementary OS 8.1 登場:Wayland デフォルト化とARM64対応で完成形へ

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洗練されたデザインで人気のLinuxディストリビューション「elementary OS」の最新アップデート 8.1 が12月22日に公開されました(公式ブログ)。マイナーアップデートですが、実際にはハードウェア対応の強化や、アクセシビリティ・マルチタスク体験の改良など、さまざまま面で強化が行われています。

まず、elementary OS 8.1では、OS 8で導入されたWaylandベースの「Secure Session」が標準になりました。Nvidiaドライバやサードパーティアプリの対応が進み、互換性が大幅改善しています(必要ならX11のClassic Sessionに戻すことも可能)。パスワードダイアログで画面を暗転し、フォーカス奪取を防止する新機能も追加されています。

Dockとマルチタスクの改良も行われています。複数ウィンドウのインジケータが復活し、バックグラウンドで動作するアプリをDockから直接管理することができるようになりました。ワークスペース切り替えがDockに統合され、マルチタスクビューと Dockの連携も強化されています。ホットコーナーやアニメーションも改善されています。

AppCenterもアプリストアとして成熟がすすみ、ODRSレーティング、コントローラー対応ゲーム、アドオン対応、ライセンス情報など各種の情報表示が改善されています。

さらにアップデート機能の改良や、アクセシビリティの強化、Linux 6.14 + Mesa 25への更新によるデバイス対応の強化、新しいデフォルトアプリMonitor & Mapsの導入、各種アプリのアップデートも行われています。

elementary OSは公式サイトからダウンロード可能です。寄付額を選ぶ必要がありますが、0円でも入手可能です。

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