Microsoftが1月2日に公開したExcel 2010用の更新プログラムKB4461627等に、Excel 2010が起動できなくなったり、強制終了してしまう不具合が含まれていることがわかりました(窓の杜)。
更新プログラムは5月に予定されている元号の変更に備えるためのもので、Excel 2010用のKB4461627のほか、Office 2010用のKB4032217、KB4032225、KB4461616も影響します。
これら更新プログラムはすでに撤回され自動的にインストールされることはありませんが、問題が発生した場合「インストールされた更新プログラム」から該当の更新プログラムを手動でアンインストールすることが推奨されています。
なお昨年11月にリリースされた更新プログラムでもMicrosoft Accessなどに影響する不具合が発覚していた模様。現段階では不明な新元号を正しく表示するための事前準備は、Microsoftといえどもかなり手間がかかる作業なのかもしれません。