マルウェアとして誤検出中の?ExplorerPatcherの新バージョンが公開、Win+Xの修正など

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Windows 11用のカスタマイズツール「ExplorerPatcher」の新バージョンが公開され、Win+Xが機能しない問題やスタートメニューがクラッシュする問題など複数の問題が修正されました。

新バージョン22621.4317.67.1のリリースノートは以下の通りです。

  • Taskbar10: Win+X now works again on 226xx.4317+. (cc9b6b3, #3837)
  • Start10: Fixed an issue where the resource loader failed when the drive letter of the boot drive is other than C:. Thanks @ittrgrey for pointing out! (fc25c25)
  • Start10: Fixed an issue where the Start menu crashes when summoning the context menu of an item that has jump list entries on builds 226xx.4391+ and 261xx.2130+. (4978024, #3842)
  • ep_taskbar: Fixed an issue where "Not responding" windows are not handled properly.
  • ep_taskbar: Flashing taskbar items are now animated.
  • ep_taskbar: Narrator now describes the "Show desktop" button.
  • ep_taskbar: TrayUI class is now exported.
  • Localization: Added translations for Portuguese (Brazil). Thanks @thiagojramos!

なお現在、ExplorerPatcherはWindows Defenderやその他アンチウイルスソフトからマルウェアだと見なされる状態になっていて、実行ファイルをダウンロードしようとすると、Windows Defenderによって自動的に削除されてしまいます。

開発者は、これはウイルスが含まれているからではなく、ExplorerPatcherに対する「Microsoftの憎悪」が原因で、以下のファイルを除外リストに追加することで誤検出を修正できると説明しています。

  • C:\Program Files\ExplorerPatcher
  • %APPDATA%\ExplorerPatcher
  • C:\Windows\dxgi.dll
  • C:\Windows\SystemApps\Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy
  • C:\Windows\SystemApps\ShellExperienceHost_cw5n1h2txyewy

Windows 11 Version 24H2はExplorerPatcherやその他UIカスタマイズツールとの間に互換性の問題が存在しMicrosoftはこれらのツールを妨害するために、マルウェアとしてフラグを立てているとも言われています。

どちらの主張が正しいのかは不明ですが、ExplorerPatcherのダウンロードや実行が大変になっているのは事実であり、自己責任にてお試し下さい。

ExplorerPatcherの使用方法は以下の記事で説明しています。

MicrosoftはWindows 11で、スタートメニューやタスクバーのUIを刷新して注目を集めました。新しいデザインは全体的にモダンでスッキリとした外観を実現しています
タイトル ExplorerPatcher
公式サイト https://github.com/valinet/ExplorerPatcher
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/7704-explorer-patcher
説明 Windows 11のタスクバーをWindows 10風に変換することができるツール。
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