Microsoftが2020年末に発売予定の2画面折りたたみデバイスには、「Windows 10X」と呼ばれる新しいオペレーティングシステムが搭載される予定です。
Windows 10XはWindows 10をベースとしながらも各種のUIが改良されていて、例えばタスクバーのアイコンは中央揃えとなり、新しいアニメーションも導入されています。
本日紹介する「FalconX」はこのWindows 10XのようなタスクバーをWindows 10で実現するオープンソースの無料アプリです。Windows 10X風のタスクバーを再現できるだけでなく、それ以上の細かなカスタマイズが可能となっています。
以下のような特徴を持っています。
- 42以上のアニメーション(アニメーションなしも含む)
- アイドル時のCPU使用率は0%
- アニメーションスピードを変更可能
- センターを基準にオフセットを変更可能
- スタートボタン、検索、タスクビューなどとトレイアイコン、クロックなどの間のセンターに配置
- 全てのタスクバー設定をサポート
- 縦型のタスクバーをサポート
- 最大3台までのモニターをサポート
- Transparent/Blur/Acrylicスタイルをサポート
以下使用方法を説明します。
FalconXの使用方法
FalconXの実行ファイルをGitHubからダウンロードします。Microsoft Storeでも公開されていますがこちらは有料となっています。
FalconX.exeを実行するとタスクバーのアイコンが中央に配置されます。
FalconX.exe自体にはUIが存在せず、設定を変更したりアプリを終了したりするためには「FalconXSettings.exe」を実行します。
FalconXSettings.exeを実行すると以下のような画面が表示されます。
▲「Animation options」ではアニメーションの種類や速度を変更できます。設定を変更した場合、「Save」ボタンをクリックすることで変更を適用できます。
▲「Position options」では表示位置の微調整が可能です。
▲「Taskbar styling」ではタスクバーのスタイルを変更できます。例えば「Enable taskbar styling」にチェックし、「Transparent」を選択すると透明なタスクバーに変化します。
▲「Extra options」ではリフレッシュレートなどを設定できます。
▲「About」ではアプリの再起動や停止が可能です。
GitHubには美しいスクリーンショットがいくつか掲載されていますので参考になると思います。
まとめ
FalconXを利用すればWindows 10のタスクバーを自由自在にカスタマイズすることができます。標準のタスクバーに飽きた方は試してみてはいかがでしょうか。